なにかと話題!竹中平蔵って何者なの?
テレビに最近よく出演されている竹中平蔵さん。「竹中平蔵のせいで貧乏になった」「世の中が派遣社員ばかりになった」と、インターネットで散々叩かれています。名前は聞くけど、よく知らない竹中平蔵について調べてみました。
以下 竹中平蔵 Wikipedia 一部引用
https://ja.wikipedia.org/wiki/竹中平蔵
パソナグループ取締役会長、内閣府国家戦略特別区域諮問会議(有識者)議員、東洋大学国際学部グローバル・イノベーション学科教授 兼 グローバル・イノベーション学研究センター長、関西大学会計専門職大学院客員教授など、数多くの場で活躍されている。
和歌山県和歌山市小松原通りにある商店街の小さな履物小売商『竹中履物店』の次男として、1951年(昭和26年)に生まれる。実家は近所では比較的裕福な家庭で、おじは和歌山で小さなメガネ屋を経営していた。ミサワホーム社長の竹中宣雄は実兄。
著書「日本につけるくすり」の概要は?
ざっくりというと、日本をよくしていくにはどうしたらいいかを記されたこの本。税金格差、政治、地方自治、メディア、教育の分野別に、竹中平蔵と安部敏樹が対談したもの。
例えば、若者を選挙に行かない問題では、選挙の仕組みの問題があるのではないかと建設的な意見を提議した安部さんに対して、竹中さんは真っ向から否定。「とにかく選挙に行けばいい」「難しい問題ではない」「不満があるならとにかく投票すればいい」など精神論一択。そのような竹中さんの考えを「個人に強さを求める=マッチョイズム」と安部さんは表現している。
【考察】竹中さんはなぜこうなった?
「私はごく普通の家庭に育ったから東京に行かなくては人生がはじまらないと思って東京に行った」という内容も著書に記されていて、竹中さん自身は特に裕福ではない家庭に生まれて、自分の力を発揮し今の立場につくことができた。それは自分の努力がすべてだ!というような思いがみてとれる。だが、実際は比較的裕福な家庭で育ち、兄を含む身内には実業家が多い。竹中さんの努力や生い立ちを否定するつもりはないが、環境に恵まれていたのは言うまでもない。そうした背景が世間で味方につかない人が多い要因ではないか。
竹中平蔵はマッチョイズムだった
自分自身が高みを目指し今の立場を築き上げたことから、すべては自分の努力次第というような思想が強いと感じられる。良くも悪くも注目される言動を繰り返し、話題になることも多い。世間から注目される度に知名度が上がり、更に発言の影響力も上がる。インターネットで見られる竹中さんを否定している人たちは結果、悔しくも彼の助けになっているとも考えられる。今後の動きも見逃せない竹中平蔵さん、もっと掘り下げたいと思った方は、まずは「日本につけるくすり」を読んでみては?
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