【大阪】大阪メトロのオンデマンドバスを実際に利用してみた

大阪の景色

大阪メトロが運営しているオンデマンドバスを利用してみましたのでご紹介します。
実際に利用してみると大変便利であった反面課題も見えてきました。

オンデマンドバスとは?

まずは簡単にオンデマンドバスについてご説明します。
オンデマンドバスはバスとタクシーの中間のようなサービスになっています。
大阪Maasアプリと言う大阪メトロが公開しているアプリをスマホにインストールし、来て欲しい場所を指定することでオンデマンドバスが迎えに来てくれると言うサービスになっています。
大阪メトロのオンデマンドバスは2022年4月より運用が開始されています。
価格についても大人1人あたり300円とバスよりは高いがタクシーよりも安いと言う位置づけになっています。

まずは予約をしてみた

大阪Maasアプリを起動すると「オンデマンドバス予約」と言うメニューがあります。
そちらのメニューから操作を進めて乗車場所と降車場所を選択する必要があります。

現時点でオンデマンドバスは5つのエリアで運用されています。
今回は紫色の「キタエリア」を利用しました。エリアを跨ぐ場合は乗り継ぎが必要なようです。

無事、乗降場所を選択し終わったところ、出発予定時刻、到着予定時刻が表示されました。
今回はこの時間で良かったので更に操作を進めて完了させました。時間が都合が悪い場合は、時間を遅らせるボタンが用意されていました。

こちらが予約完了時の画面です。
予約完了前の画面では出発予定時刻が13:00となっていましたが、完了後の画面では12:43となっていました。このあたりはオンデマンドバスの仕組み上、途中でいろんな時刻を希望される方を送迎しているため微妙に調整があるのだと思います。

いざ出発

出発予定時刻が近づいてきたため、乗車場所に向かいました。
念の為、時間を再度確認しようとアプリを確認すると、今度は出発予定時刻が「12:56」と少し遅くなっていました。やはり時間は随時調整が入るようです。

時間になり、無事オンデマンドバスが乗り場まで迎えに来てくれました。
停車するとドアが自動で開きました。
勝手がわからず少し緊張しながら乗車して座席に座りました。他にも予約している方がいる時は相乗りになるようですが、この時は私一人だけでした。
乗車してから、アプリの更新ボタンを押すと画面の上部に現在時刻が表示され、画面を見せるように運転手の方から声をかけられました。
この画面を見せて出発しました。

車内はどんな感じ?

車内は思ったよりも広々としていて最前列は足元にかなり余裕がありました。
恐らく1列目の前は車椅子がそのまま乗り入れできるような設計になっているのではないかと思います。

目的地に到着

無事目的地に到着しました。到着後は特に手続きなどはなくドアが自動で開いたので外に出ました。

実際に利用してみて

実際に利用してみて感じたことは、かなり便利だと言うことです。
オンデマンドバスはどの範囲を移動しても300円です。仮に地下鉄で近い駅を移動したとすると200円近くかかります。その差は100程度です。
オンデマンドバスであれば家から駅まで歩く必要もなく、行き先の駅から目的地までも歩く必要がありません。単純に歩く手間がなくなり、時短にもなります。

一方で今後の課題と感じた点もありました。
用事が終わり、もう一度オンデマンドバスの検索をしてみました。
15時ころに検索しましたが、実際に乗れるのは17時ころと表示されました。
恐らく混雑する時間帯だったのだと思います。オンデマンドバスはまだ台数がかなり少ないようです。キタエリアをぐるぐる巡回していることを考えると少しでも混雑すると極端に乗車時間までの時間が長くなってしまうのだと予想されます。

こちらについても今後恐らく利用者が増えていけばオンデマンドバスの台数自体を増やしていってくれると思いますので、今後より安定的に利用できるように改善されていけば良いなと思いました。

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