憧れの軍艦島に
行ってきたと言いながら実際は上陸できてはいません。長崎県が定めた波の高さが50cmを超えるとどの会社も上陸してはいけない状態になるようです。今回はその条件に当てはまってしまったため、軍艦島の周りを一周するだけになってしまいました。
軍艦島の本当の名前は「端島(はしま)」と呼ぶようです。
テレビで軍艦島が頻繁に取り上げられるようになり、いつか行ってみたいなとずっと思っていました。
色々行く方法を調べてみたところ、5社だけ上陸できる会社があるようでした。
今回はその中の「株式会社シーマン商会」と言う会社の船に乗っていきました。
集合場所に
集合場所は「常磐2合桟橋」と言うところでした。特に建物などはないただの桟橋でした。
写真の左にピンク色の旗が写っていますがこれが目印のようです。乗っていったのは右に写っている船です。集合時間の10分ほど前に行きましたが誰もおらず、中止になっていまったか?と不安になりましたがきちんとみなさん集まってきました。そんなに大きな船には見えませんが何十人も乗船していました。船は船外と船内それぞれに座席がありました。今回は暑かったので船内の席を利用させていただきました。
桟橋があるあたりは自衛隊の軍艦が何隻も停泊していました。船に詳しくないので何の船なのかは全くわかりませんがどの船も灰色でした。
いざ出港
集まった何十人のお客さんが全員乗り込んで出港して数十分すると軍艦島が見えてきました。
軍艦島が近づくと船の屋上に出してもらえてとても良く見えました。
なかなか圧巻です。とうとう憧れの軍艦島をリアルに見えていると思うととても感動しました。
軍艦島は建物が立っている居住区側と石炭の採掘を行うための採掘側で別れているとのことでした。
こちら側が居住区でたくさん建物が建っています。
居住区側は波が高く台風になると堤防を超えて、さらにマンションを超えて波が飛び越える状態になるらしく、人が住んでいた頃は台風がかなり大変な状態だったとのことです。
炭鉱側よりも堤防が高くなっているとのことです。
写真の真ん中の少し左に写っている社のようなものは神社とのことです。台風で崩落するかと思われながらも未だにきちんと建っているようです。
こちらが炭鉱側になります。建物がほとんどありません。こちら側は比較的波が低く堤防が低くなっているとのことです。人名よりも石炭を優先したような作りになっていると説明されていました。
また真ん中の山の上に建物がありますが、ここにはエリート層の居住用だったとのことです。
このような感じで軍艦島を一周しました。
次は高島へ
上陸ができなかった時は軍艦島の近くにある「高島」と言うところの資料館に連れて行ってくれるとのことで高島に行きました。三菱財閥の創設者である岩崎弥太郎の像がありました。
表情がかなり険しくてかなり厳しい人だったのかなと勝手に想像していました。
軍艦島で良質な石炭を大量に採掘できたことで多大の富を得て成功したと説明されていたと思います。
上陸証明書
上陸証明書を帰りの船でいただきました。厳密には近くまで行っただけで上陸は叶いませんでしたが…。また機会があれば再度挑戦してみたいですね。友人の情報によるとそもそも船が出港しないこともよくあるらしく上陸できる確率は意外と高くないのかもしれません。
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