日本一の激坂と言われる「暗峠」を自転車で登って大阪市内を一望してきた

大阪の景色

結果からお伝えしますと厳密言うと自転車で登ったと言えるかはかなり怪しいです。峠のほとんどの区間はかなり急な上り坂のために歩きながら自転車を押してました…。それでも「暗峠」「僕らの広場」にた辿り着くことができたので、これから挑戦される方の参考になる情報を記録しておきたいと思います。今回は大阪側から上った記録になります。

暗峠とは

まず簡単に暗峠についてお伝えしますとWikipediaによると「暗峠(くらがりとうげ)は、奈良県生駒市西畑町と大阪府東大阪市東豊浦町との境にある国道308号及び大阪府道・奈良県道702号大阪枚岡奈良線(重複)の峠。」とのことでした。
実際に標高455mあたりまで登ったところ、大阪と奈良の県境の標識が立っていました。
今回の最終目的地の「僕らの広場」に行くための「なるかわ園地」の入り口ゲートと隣接しています。
激坂として知られていて○○ナイトスクープなどテレビでも見たことがありました。

場所は前述の通り大阪と奈良の県境です。近鉄奈良線をまっすぐ東に行ったくらいの位置にあります。

新石切〜暗峠〜ぼくらの広場の参考ルート

今回、東大阪JCTの方面から向かいましたので新石切駅から参考ルートを置いておきます。
順番に地図上のA〜Fは以下となっています。

A「新石切駅」〜 B「額田駅」(11:39〜11:50)
なんとなく走っていると到着できると思います。このあたりはまだ普通の住宅街で比較的自転車でも登ることは可能でした。

B「額田駅」〜 C「お休み処 初音」(11:50〜12:05)
住宅街ではあるものの一気に坂の角度が急になり自転車で登るのはなかなか大変でした。

C「お休み処 初音」〜 D「暗峠」(12:05〜13:35)
何もない山道がずっと続きます。坂もとても急で普通の方は自転車で登るのは不可能ではないかと思います…

D「暗峠」〜 E「なるかわ園地ゲート」(13:35〜14:02)
暗峠から少しだけ戻って分かれ道を進みます。暗峠のお店でかき氷を頂いたので少し時間が長くなっています。

E「なるかわ園地ゲート」〜 F「なるかわ園地休憩所」 (14:02〜14:21)
ゲートからは自転車の持ち込みが禁止なので、ゲートの端の方に自転車を置いて行くことになります。そこから少しだけあるいて休憩所に到着します。休憩所から階段を500m登ったところが「ぼくらの広場」になります。

A「新石切駅」〜 B「額田駅」(11:39〜11:50)

石切駅を過ぎたあたりから、これから登る山が見えてきました。すでに少しずつ坂になってきており、足の疲労感を感じていました。

住宅地に入ると更に坂がきつくなってきました。

B「額田駅」〜 C「お休み処 初音」(12:05〜13:35)

暗峠まででは最後の売店だと思います。中には自販機もありました。
ここでドリンク補給しました。左奥に見える橋は川が流れておりとても涼しかったため、少し休憩しました。

C「お休み処 初音」を出発して本格的に暗峠に向かい始めました。
今まで経験したことないような角度の坂がずっと続きます。自転車を押して歩いているだけでも全速力で走っているかのように心臓がドキドキなります。途中で何度も休みながら少しずつ上っていきました。

タイア痕が坂の角度の急さを物語っています。テレビにも出ていた記憶があります。

この看板が見えてくるともう一息です。

D「暗峠」〜 E「なるかわ園地ゲート」(13:35〜14:02)

やっと到着しました。奈良県に突入です。

石畳の道が少しだけ続いて右側にはごはん屋さんがあります。

気温が高くくたくたになっていたためかき氷を頂きました。

かき氷を頂いたお店だけではなく、石畳の道をもう少し進んでトンネルを超えるとさらに2件ほどお店がありました。

かき氷を頂き、少しクールダウンしたところで、この分かれ道まで少しだけ戻りました。
左側が暗峠で、右側がなるかわ園地のゲートになります。

分かれ道を右に曲がるとするにこのゲートがあります。
自転車の侵入は禁止されているようです。押して入ることも禁止されています。
そのため、左側のスペースに自転車を置いて行きました。

E「なるかわ園地ゲート」〜 F「なるかわ園地休憩所」(14:02〜14:21)

ゲートから入ってしばらく歩くと休憩所とトイレがありました。
この後ろ側に階段があり、登っていくと最終目的地の「ぼくらの広場」があります。

この階段です。あれほど坂を登ってきたのにまだ登るのかと思ってしまいましたが、どうにか登ることができました。

頑張って階段を登ると見えてくるのがこの景色です。素晴らしいです。

僕らの広場は、名前の通り少しだけ広場になっており、シートを広げて休憩することができます。
比較的綺麗なトイレも有りました。

帰りの下り坂

一休みしてから、帰路につきました。
帰り道はずっと急な下り坂になりますが、自転車のブレーキを全力で握ってもなかなか止まらない状態になるのでかなり怖かったです。特に急な坂の部分は自転車を降りて押していました。
帰りはラクラクだなんて思いながら登っていましたがそんな甘い話はありませんでした…。

さいごに

思いつきで暗峠を登り、ぼくらの広場に行きましたが想像以上にしんどかったです。
何度も休憩しながら進めばたどり着けないことはないですが、しんどいです笑
ただ、その後には最高の景色が待っているので頑張って登る価値はあると思います。
新石切からぼくらの広場まで、かき氷を食べたり、休憩を何度もしたりしながら登っても3時間程度とあまり長時間はかからないのでぜひ挑戦してみてください。
帰りの下り坂は本当に危険なのでブレーキの確認だけは忘れないように…

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